薬と上手に付き合っていくには

薬

薬に頼ったことがないという方はあまりいないと思います。
私は、もともと看護師だったこともあり
薬について少し知識があります。

薬が病気をなおしているわけではない

体の機能を助けるために薬がある

薬は病気の治療に使われることが多いです。
私は、薬そのものが病気を治すというより、
体の機能を補うために薬を使うイメージです。
本来ある体の機能を助けるためだと思っています。

例えば、血圧をされたり、コレステロールを下げる薬。
何らかの理由で、自分では血圧やコレステロールを下がられなくなった。
例えば、女性の場合は閉経によりエストロゲンが減ってしまった。
その結果、血圧やコレステロールが上がってしまった。
そこを補うために薬を使います。
もちろん、まずは食事や運動を試すと思います。
しかし、それでもどうにもならない時にお薬に頼ると思います。

他の病気もそうです。
ベースに人の治癒力がある。そこにプラスαで薬を投与して補っていると思います。

薬とじょうずに付き合うことの必要性

薬に頼りたくないと思う人もいます。
以前、保健指導をしていた際、高血圧を指摘されても
「ずっと飲み続けないといけない」といって内服を拒む方もいました。
その気持ちもわかります。
ただ、食事等で血圧が下がれば内服を辞めることはあります。
もちろん、血圧測定は家で行い、医師との相談はしなければなりませんが・・。

「できることなら自分の力で何とかしたい」と思う気持ちは大切です。
でも、健康に生活をするうえで、薬と上手に付き合っていったほうがいい場合もあります。
高血圧や高脂血症などからおこる脳卒中や心臓病を防ぐことにつながるのですから。
脳卒中や心臓病は、突然発症して死に至ることもあります。
もしくは、突然要介護5になることも。
できれば命に関わる大きな病を予防する観点からも薬と上手に付き合うことは大切だと思います。

メンタルの薬に対する疑問

薬で心の問題は治らない

一方、心についての薬はどうなんだろうか。
自分でできない部分を補うものであるのか。

心療内科やメンタルクリニックでも内服治療は主流だと思います。
心が理由でおなかが痛くなるときは、腹痛の薬を、吐き気がするときは制吐剤を処方するのではないでしょうか。
また、多くあるのが眠れない時は安定剤や入眠剤を処方されるかと思います。

確かに、それらの薬を飲むと症状は軽快します。
しかし、原因が「心」です。
心にはなんのアプローチもしていないのであれば、その症状が治ったとは言えないのではないでしょうか。

心の問題解決をするのは自分自身

「自分は眠れないだけだから、睡眠剤を飲んで寝れたらそれでいい」
など、と思う方はそれでいと思います。
しかし、今ある心の問題を根本的に解決したいのではあれば、薬では根本的に治らないことを知っておいてほしいです。

また、人の心は自分の力で回復することができます。そのサポートをするのが心理カウンセリングです。

だからと言って、今、もし何らかの薬を飲んでいるからは
自己判断で薬を辞めることは危険です。
必ず主治医の指示に従ってくださいね。

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